2012年11月1日木曜日

まるちゃんとの思い出

小学生の時、学校へ行く途中にどうしても通らなきゃいけない地下道がありました。


横断歩道もあったのに、車が危ないっていう理由だったかで
必ずそこを通ることになってて。


「地下道の方が恐いし、暗いし、危なくネ?けっ」なんて、
1年生の頃から思ってたっけ。


が、子供の頃からノー天気野郎だった私は、途中から地下道でのおもしろ遊びを覚えたのです。




ラクガキ。


あ、地下道のラクガキと言えば、ヤンキー言葉がテッパンですね。
画数がハンパなく多い漢字で構成された。


夜露死苦 とか 愛羅武勇 とか。

 
すご。笑 


私はまさかこんなことは書きません。
というか、小学1年生ガールがこんなムズカシイ字書けない。



私はと言えば、もっぱらコレを書いてました。







まるちゃーん\(^o^)/
かわいいー(はあと)


大好きだったんです、まるちゃん。
だから、毎回、ホントに毎回書いてました。


しかも、バリエーションはなく、ベーッシックまるちゃんオンリー。
前髪ギザギザの、右側に黒目寄ってるやつね。




そして、日数を重ねていくうちに
ある場所にだけ何人も何人も右側寄り目のまるちゃんが書かれていったのです。
それはそれは恐ろしい光景でした。


沢山のまるちゃんが右側を向いてるもんだから
"あの方向に何かあるんだよ、絶対" 疑惑が出始めた時は本当に焦りました。


 意味もへったくれもない、私のラクガキなのに。
しかも私は、何人か左側寄り目のまるちゃんを書いていたのですから。(どーん)



でも、まるちゃんとサヨナラする日は突然やってきました。
クラスの男子に見つかり、彼らが先生に言いつけたのです。
その日のうちに親に連絡が行き、こっぴどく叱られました。
そして 、母と一緒に雑巾を持って消しに行くことになりました。



え、ぜんっぜん消えない。
…なぜなら私は、マッキー(油性)で書いていたからです。



が、不意に私は消しゴムを取り出し、こすってみたのです。
すると、みるみるうちにまるちゃんが消えていきました。
「ごめんね、まるちゃん」
心の中で何度も言い続けました。



おわり



過去最長のブログになってしまったけれど、
これほど内容のない文章はありませんね。笑 イミわかんない。笑
とにかく、ラクガキなんてぜーったいダメですね。




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